スタート・ガイド
アプリケーション・ビルダー
イントロダクション
アプリケーション・ビルダーは、ロー・コードで生産性の高い統合開発環境で、データに基づいてアプリケーションを開発できます。
ワークスペースはもう入手しましたか。今すぐに無償ワークスペースでの作業を開始できます。
無料で開始最初のアプリケーションの構築
Oracle APEXアプリケーション・ビルダーの使用を開始する最良の方法は、アプリケーションを構築することです。
最初に、アプリケーションを構築する際の基盤とするデータの種類を決定します。アプリケーションは、すでに存在する表、スプレッドシートのデータ、または完全に新しいデータ・モデルに基づいて簡単に作成できます。次のビデオを閲覧して、各シナリオの概要とアプリケーション・ビルダーの使用を開始する方法を確認してください。
アプリケーションの設計と開発
Oracle APEXでは、アプリケーションは、主にページと共有コンポーネントによって定義されます。ページの作成ウィザードを使用して新しいページを作成するか、ページ・デザイナを使用して既存のページを変更します。プロパティ・エディタを使用して様々な設定およびオプションを編集し、ページを実行して結果を参照できます。
ページ・デザイナ
ページ・デザイナは、ツールバーと複数のペインを備えた強力なIDEで、Oracle APEXアプリケーション内のページを管理および拡張するために使用します。
ページ・コンポーネント
左ペインには、ページ上でのレンダリング、動的アクション、ページ処理および共有コンポーネントが含まれます。通常、最初のタブのレンダリング・ツリーを操作して、1つ以上のページ・コンポーネントを迅速に選択し、右ペインのプロパティ・エディタで作業を行います。
ドラッグ・アンド・ドロップ・レイアウト
中央ペインには、「レイアウト」、「検索」および「ヘルプ」のタブが含まれます。「レイアウト」タブには、ドラッグ・アンド・ドロップを使用してページにコンポーネントを作成または再配置できる抽象化されたページのビューが表示されます。「検索」タブからページ内のコンポーネントを検索したり、「ヘルプ」タブで選択したプロパティの状況依存ヘルプを表示することもできます。
プロパティ・エディタ
右ペインには、一度に1つまたは多数のコンポーネントに関連付けられたすべてのプロパティを表示および編集できるプロパティ・エディタがあります。類似するプロパティは縮小可能なセクションにグループ化したり、一番上にあるフィルタを使用してプロパティのセットをすばやく絞り込むことができます。
アプリケーションのインポートとエクスポート
アプリケーションは、ある環境から別の環境に簡単に移動できます。
アプリケーションを完成した場合、または単にバックアップを行う場合、「エクスポート/インポート」ボタンをクリックします。アプリケーション・エクスポートは、任意のテキスト・エディタで読み取ることができる.SQL拡張子付きのプレーン・テキスト・ファイルです。そのため、エクスポート・ファイルは、バージョン管理の一貫として任意のソース管理システムに簡単にアップロードできます。DBAは、これらのアプリケーション定義をチェックアウトし、SQL DeveloperやSQL*Plusなどのツールを使用してテスト環境と本番環境にインポートできます。開発者は、(同等以上のバージョンの) Oracle APEXがインストールされているOracle Databaseにこれらの.SQLファイルを簡単にインポートできます。
サポートするオブジェクト
サポートするオブジェクトを使用して、アプリケーションのインポート時に起動するデータベース・オブジェクトのインストールおよびアップグレード・スクリプトを定義します。アプリケーションを削除する際にオブジェクトを削除する削除スクリプトも定義できます。サポートするオブジェクトにより、必要なアプリケーション・オブジェクトとデータベース・オブジェクト両方を1つのファイルにパッケージ化できます。
迅速な反復開発
Oracle APEXにより、開発者は、ページの作成時に設計時モードと実行時モードを簡単に切り替えることができます。
開発者ツールバー
開発者ツールバーは、開発者としてアプリケーションを実行したときに画面の一番下近くに表示され、使用することでアプリケーション・ビルダーにすばやく戻ることができます。
テーマ・ローラー
テーマ・ローラーによって、アプリケーションの実行時に、リアルタイムでカラー・スキームや他のUI設定を簡単にカスタマイズできます。これを開くには、開発者ツールバーの「テーマ・ローラー」ボタンをクリックします。
ライブ・テンプレート・オプション
開発者ツールバーの「クイック編集」ボタンをクリックし、コンポーネントにカーソルを置いて「ライブ・テンプレート・オプション」アイコンをクリックすることで、多くのページ・コンポーネントの様々な表示オプションを制御することもできます。